DNAを記憶媒体として利用する【遺伝子】

遺伝子

ないてん(@naiten7110)です。

物語において何か重要な情報を手にした場合の運搬形態ですが、昔なら紙やフロッピーディスク、少し時代が映るとCD、今ならUSBメモリやスマフォでしょうか。

それなら未来ではどのようなモノに情報が記憶され持ち運ばれるのでしょうか?

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その候補の一つとして DNA があります。

ここでDNAについて簡単な説明をします。

DNAにはその生命を構築するために必要な“タンパク質の設計図の原本”が格納されており、RNAがその原本からタンパク質の設計図を複写し、狙ったタンパク質を生成しています。

ここで面白いのがその設計図の中身なります。

RNAはA、G、C、Tという四つの塩基の組み合わせによって、あらゆるタンパク質の生成を指示することができ、さらにATGという並びは“これからタンパク質の合成を開始する”という命令を意味し、TAAとTAGとTGAは“タンパク質の合成を停止する”という命令を意味しています。

これってつまりプログラミングそのものではありませんか!

そしてここからが本題ですが、上記で説明したようにDNAの中にはタンパク質を生成するためのコードが記述されているので、これを我々のコンピュータ上で扱えるデータに置き換えてやれば、DNAが情報の運搬形態として利用できるということを意味します。

さらに1グラムのDNAには約10億テラバイトのデータが保存できるそうなので、どのような膨大なデータでも運べてしまうように思えます。

さらにデータを保存できる期間について、紙なら数千年、USBメモリなら良くて十数年程度ですが、ツンドラで凍結状態にあった動物の死体から75万年前のDNAが無傷の状態で見つかったことを考えますと、圧倒的にDNAに軍配が上がります。

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創作に応用するなら、例えば、とある人物のDNAに重要な情報を埋め込んでしまうとか、あるいは超古代文明が滅びる前に自分たちの歴史と英知をDNAに集結させ保存した、というような使い方ができそうな気がしますね。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
みなさんのシナリオのタネ探しの一助になりましたら幸いです。

それではまたお会いしましょう、ご機嫌よう。

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