記憶は刷り込むことができる【脳科学】【遺伝子】

心理学

ないてん(@naiten7110)です。

物語でとあるキャラクターが偽物の記憶を刷り込まれるという展開があるかと思います。例えば、催眠のような超能力や特殊な装置を使われたりなどして。
それでは実際に記憶を刷り込むことは科学的に可能なのでしょうか?

答えはYesです。

今回はマウスを使った、記憶の刷り込み実験についてご紹介します。

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ノーベル医学・生理学賞を受賞した利根川進博士らが、2013年に「マウスに偽りの記憶を埋め込んだ」という研究を報告しました。

実験の内容は下記になります。

まず安全な箱Aにマウスを入れ、その時に活性化した脳細胞群を特定し、その脳細胞群が光に反応するよう遺伝子改変を行いました。
これによりマウスは該当する脳細胞群に光を当てられることで、安全な箱Aにいる時のことを思い出せるようになりました。
次にマウスを別の箱Bに入れたあと、安全な箱Aの記憶がある脳細胞群に光を当て活性化した状態にし、電気ショックを与えたところ、マウスは ”すくみ” ました。
マウスをまた安全な箱Aへ戻したところ、マウスは安全なはずの箱Aの中にいるにも関わらず ”すくむ” 反応を見せました。
つまりマウスに安全な箱Aは危険であるという、偽物の記憶を埋め込むことに成功しました。

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これを応用すると暗号のような特定の刺激を与えることで、予め紐づけた記憶を呼び起こすことができそうですね。
例えば、宝のありかをとあるキャラの記憶に埋め込んでおき、特定の刺激を与えないと思い出すことができようにしておく、など。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
みなさんのシナリオのタネ探しの一助になりましたら幸いです。

それではまたお会いしましょう、ご機嫌よう。

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