「時間」に始まりと終わりはあるのか③【時間】【エントロピー】

時間

ないてんです。

前回からの続きになります。

前回紹介した内容を簡単に整理しますと以下になります。
・秩序だった状態は時間と共に乱雑へと変化していく様を「エントロピー増大の法則」と呼びます。
・エネルギーをつぎこめばエントロピーを減らすことができるため、エントロピー増大の法則に逆らうことができます。
・これは地球のような外部からエネルギーを受けることができる環境でる話しになり、宇宙全体で考えればエントロピーは時間と共に増大していきます。

今回は時間の初めりについて紹介します。

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古代ギリシャの哲学者であるアリストテレスは「無から有は生じない」ため「時間にはじまりはない」と考えていたそうです。
そしてかのアインシュタインでさえ、宇宙は永遠の存在であるため、そこに始まりはないと考えていたようです。ですが、アメリカの天文学者であるエドウィン・ハッブルが宇宙が時間と共に膨張している証拠を掴んだため、その考えを撤回したそうです。

宇宙が膨張し続けているということは、過去の宇宙は今よりも小さかったことになり、時間を遡れば遡るほど宇宙は小さくなり、約138億年遡りますと宇宙の全てが一点に凝縮し、この時を「ビックバン」と呼びます。

ビックバンが発生する時に宇宙の全てが一点に凝縮していることは、そこに空間は存在しておらず、時間と空間は一体と考える相対性理論によると、時間も存在していないことになります。
つまり、ビックバンが発生した時に空間が生じ、合わせて時間が始まったと考えられるのです。

しかしこれに対して異論もあり、ビックバンが発生する前にも時間が存在していたと考える仮説があります。
例えば「ビッグバウンス説」があり、以下で説明します。
ビックバンが発生する前に宇宙がある1点に向けて収縮し始め密度を高めていきます。そうするとその点に向かう重力が強まり引力が増大していきます。しかし空間の原子に蓄えられるエネルギーには上限があるらしく、限界を超えた場合、重力は引力から斥力に変わり、再度膨張を始めるそうです。

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3回に渡って時間に始まりと終わりはあるのかについて紹介してきました。
この知識は例えばファンタジーものの世界観構築に役立つかと思います。世界の成り立ちや、エントロピーの概念は秩序と混沌と変換すれば、それぞれの目的が定まり神話のような話しを構築できそうですね。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
みなさんのシナリオのタネ探しの一助になりましたら幸いです。

それではまたお会いしましょう、ご機嫌よう。

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